また詩を書いている。
書きたくなったら書いている。
何年もろくに書かなかったのに。
書いてみると数年前と同じ詩は書けない。
詩は今を生きている。
過去の詩も自分だけど、今の詩はまさに今の自分だ。
今の自分と言っても、その瞬間に生きていた、その時の自分であって、今書いている自分はその時の自分を追い越して、今を生きている。
だから今、この紙の上に、デジタルデータに遺した詩は、本当の今ではない。
その証拠に、今同じ詩を作れと言われても、二度と同じ詩は作れないのである。
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