2018年

8月

18日

風の中で

風の中で踊る

落ち葉のように

可憐な花びらのように

薄べったい蝶のように

吹き上げられた砂埃のように

はたまた千切れた雲のように

僕は踊る

君も踊る

どこかで踊る

もしかしたら隣りで



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2018年

8月

16日

青鷺の夜

 

月明かりに


青い影


足下にはせせらぎ


今夜も月明かりに


青い影


水の音

 

 

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2018年

8月

15日

水面(みなも)で会いましょう

 

水面に浮かぶは誰あろう

私の顔にはちがいない

もがく手足の見えぬよう

静かな笑みを見せましょう

川底石を踏みつけて

おっかなびっくり歩きます

 

水面に浮かぶお月さま

あなたの裏側どこにある

水面はきらきら憂いなく

澄ました顔でこんばんわ

今夜も水面で会いましょう

ご心配なくさようなら

 

 

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2017年

11月

09日

「詩誌街灯」休刊のお知らせ

どうにも心の整理がつかず、公式なお知らせが遅くなりました。
公式などというのも大袈裟ですが、これまで準備号の0から今年の春に公開した六号まで、七冊を年二回定期刊行してきましたから、一応は公けに伝えるべきと思った次第です。
個人的な事情に依る決断ですので、対外的に具体的な理由は説明致しません。
あくまで定期刊行を止める『休刊』であり、廃刊ではありません。街灯詩舎という枠組みも、そのまま存在します。自らが街灯詩舎を名乗る者が居る限り存在するものです。
さらに自由になった街灯詩舎を今後とも宜しくお願い致します。

街灯詩舎主宰 花咲風太郎

2016年

11月

13日

こんな世の中だからポケットの詩集を。

詩誌街灯2016年秋号を無事公開できました。

2016年11月。なんとも殺伐とした世の中です。弱い者にとって厳しい社会、差別が大手を振って幅を利かせる社会。それは日本だけではなく、世界中で同時進行の流れに見えます。弱い者は必死です。弱い者こそ勝ち組になろうと必死です。だから更に弱い者に厳しくなるかもしれません。行き場の無い思い。逃げ場の無いような気持ち。自分が独りだと感じる夜。そっと照らすちいさな明かりに。

ぼくらはみな孤独です。

ひとりは、独りとして生きています。

ひとりひとりは、誰と交換することもできない一人です。

街灯詩舎の詩人ひとりひとりが、他の誰でもない詩を書きました。

縁あって、この詩誌を読んでくださる他の誰でもないあなたに。他でもないあなたの心に、この詩誌はなにを届けられるでしょうか。

ポケットに詩集を

 

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