2016年

11月

13日

こんな世の中だからポケットの詩集を。

詩誌街灯2016年秋号を無事公開できました。

2016年11月。なんとも殺伐とした世の中です。弱い者にとって厳しい社会、差別が大手を振って幅を利かせる社会。それは日本だけではなく、世界中で同時進行の流れに見えます。弱い者は必死です。弱い者こそ勝ち組になろうと必死です。だから更に弱い者に厳しくなるかもしれません。行き場の無い思い。逃げ場の無いような気持ち。自分が独りだと感じる夜。そっと照らすちいさな明かりに。

ぼくらはみな孤独です。

ひとりは、独りとして生きています。

ひとりひとりは、誰と交換することもできない一人です。

街灯詩舎の詩人ひとりひとりが、他の誰でもない詩を書きました。

縁あって、この詩誌を読んでくださる他の誰でもないあなたに。他でもないあなたの心に、この詩誌はなにを届けられるでしょうか。

ポケットに詩集を

 

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2016年

4月

08日

さすらいのマンドリン弾きになりたい

マンドリンを始めて一ヶ月になりました。これほど夢中になるのは久しぶりのことです。
今まで、音楽は大好きで深掘りしてきたと自認しています。
それなのに「自分ではやらないんですよお」「楽譜も読めないし」「時間も無いし」などの過去の言い訳を吹き飛ばす勢いで毎日嬉々として練習しています。
弦を押さえるために硬くなった左手の指先を自慢したくて仕方ない自分がいます。
必要に迫られて楽譜のナゾを解いて得る新しい知識が、また次の知りたい欲求につながってきます。

そもそも萩原朔太郎がマンドリンを弾いていたというミーハーな理由から、マンドリン欲が高まったので、朔太郎が作曲した『機織る乙女』という曲をまず弾こうと思い、楽譜と演奏動画を観ながら早速やってみました。
ゆっくりと音を探しながら、楽譜よりも耳を頼りに弾いてみた所、なんだ耳でコピーできるのか!と自らに驚き、次々に弾きたい曲を探しては弾いてみている毎日なのです。
一曲通して間違えずに弾けないのに、レパートリーばかりが増えていくのが我ながら可笑しい。しかし、弾きたい曲をとにかく楽しく弾く事が続けるコツだ!と前向きに考えて反省はしません。
それこそ一ヶ月が経ち、いろんな曲を弾けるには弾けるのですが、ピッキングで旋律だけを弾いていては音楽としてさみしいものです。やはりトレモロや、和音を自在に操れるようになりたいと精進する日々を送っています。

本当はラウンド・マンドリンという小さくて古風な可愛いやつが欲しかったのですが、まともなのを購入するには10万円~20万円という相場なので、初心者が買うには躊躇し、リーズナブルな選択肢があるフラット・マンドリンを購入しました。
初心者セットでケース、替弦、チューナー、チュートリアルDVDまで付いて一万九千九百円!お買い得でした。
これで上手になったら素敵なラウンド・マンドリンが欲しいなあと夢みています。

いやいやフラット・マンドリンのいいやつかなあとか。

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2016年

2月

12日

朗読という表現に

気楽にブログを更新していこうと書いた前回から、かれこれ一ヶ月以上が経ったのである。まだまだ文字通り日記を書くようには書けないブログなのである。

個人的にはエポックメイキングな出来事が起きている2016年初頭の日々なのに、時期を逸して書けないことが積み重なっているようだ。なんとも勿体ない。

今回、朗読についてである。突然のことなので経緯を書き連ねたいところでもあるが、遡ること昨年の暮れの話になってしまうため、今更その部分をつらつらと書く気にもならないので、いずれまた書こうと考えて端折ることにしよう。

それよりも朗読という表現に出会い、感じたことを。このインパクトを忘れぬうちに書き残しておきたい。

とりあえず、経緯は別の機会に譲るとして、人前で朗読をすることになったのである。まず自分自身、朗読を聴く習慣がなかったので、自分が演るにあたって調べてみた。となると今の時代、検索するという行動に出たわけで、Youtubeに多くの朗読動画を見つけて視聴してみたのだ。そこには舞台、またオープンマイクのような場、ちょっとしたイベントでのライヴの朗読や、外国のポエトリー・リーディングと言われるもの(残念ながら英語力不足でよく分からず)、それ以外に役者さんがスタジオで撮った朗読などなど。

特に印象に残ったのは役者さんの朗読である。本当に上手な役者さんの場合は、一声で空気が変わると感じた。淡々とした語り口でありながら、その世界にひき込まれるものがあった。また詩人自らの朗読も実に興味深い。それこそ決して上手とはいえなくとも、独特の味わいを感じるものが多かった。そこはやはり、自身の言葉を自身のリズムで発するためであろうか。

詩の朗読以外にも、文学作品の朗読がネット上にはたくさん存在し、それを愉しむ人が少なからずいるのだということも、新しい発見であり驚きであった。そして私自身も、この年齢にして、新しい読書体験をしたのである。それは新しい体験である。他人の読んだ朗読を聴くだけでなく、自分自身が黙読に代わり音読をしてみると、どうだろう文章を読むスピード、リズムが変わり、文章の中から読み取る情報量もまた変わることを発見したのである。

俄然、耳から入る文学体験に興味津々の毎日を過ごしているのである。

 

「池袋千年画廊 「第三回スズキカヒロワンマンライブと街灯詩舎の歌や朗読の夜」

2016年2月27日 スズキカヒロさんのライヴにゲストで詩を朗読します。

お時間のある方はぜひお運びください。

 

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2016年

1月

03日

やりたいことをやるためになにをするかなど思うこと

ツイッターには思い付きをつぶやくので、あまり気負わずに書き込みをするのである。しかし字数の制約もあり、ちょっとした出来事について感じた事を書こうとすると、まず書ききれない。

なので、さあ時間のある時にきちんとまとまりのある文章を書こうと思えばブログに書くわけであるが、気負っているうちに時期を逃してしまうばかりでいけない。

本当は昨年、音楽家のスズキカヒロさんと初めてお会いした話、その日のライヴのこと、同時に漫画家の玉川重機さん、奥様のこばやし雪のさんにお会いしてお話しできたことなどは大きな出来事だが、まだ文章としてまとめるには心の中でまとまらないまま日々が過ぎていく。

11月に詩集を出してから、これを読んでもらうために動き回っていたもので。ネット上で告知に使えるものを使い、本を展示販売できる場所を探し、読んでもらいたい人に献本をしているうちに一ヶ月はあっという間に過ぎた。そうしている間は創作に気が回らず、11月は一篇の詩を書くのみであった。

12月には少し気持ちも落ち着き、新しい出会いの刺激もあり創作モードに入った。創作モードに入ると、告知する作業に身が入らなくなるので困ってしまう。

告知と考えてやるとつまらなくなるので、今後は自分自身がたのしく文章を書こうと思うのである。たのしく書いた文章が、たのしく読まれることが理想的であり、それぐらいの文章力を身に着けてこそ、文を楽しむブンガク結社なのであろうと思うのである。

何かの役に立つ文章を書く気はさらさらないし、書けるとも思ってもいない。そもそも役に立つという価値基準がきらいなのである。

役に立たないけれども、なぜか読みたくなる文章を目指してゆく次第でございます。

今後ともよろしゅうお願い申し上げます。

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2015年

12月

05日

初めての異文化交流 アートスペース谷中ジンジャーさん

谷根千という言葉をご存知でしょうか?台東区から文京区に渡り、谷中、根津、千駄木の周辺一帯のこと。下町情緒の残る町で散策にも人気のある場所です。

実はこの辺り、和の文化がしっかり腰を下ろしていながら、多国籍な文化も入り混じるカオスな場所でもあり、さらにモノ作りの伝統が根付いているせいなのか、アートギャラリーを初めとした伝統的なものからサブカル風なものまでが散在していて、とても面白いところです。

アートスペース谷中ジンジャーさんは、そんな町を体現するちいさなギャラリーです。今回、「ちいさく光るもの展」企画の公募を目にして直感的に参加を決めました。なんといっても「ちいさく光るもの」です。まさに街灯詩舎のコンセプトではありませんか!直接呼ばれているものと、勝手に勘違いしてすぐに申し込みました。

参加してみてこの場所の、そしてこの地域の面白さに惹きこまれました。

 

入ってすぐにちいさな土偶たちに迎えられます。そして謎のツノパンダに見守られながら、所狭しと(ほんとうに狭い!)並べられた展示の数々。これがとても雑多でありながら、作家たちのモノ作りへの思い思いの思いが感じられます。ギャラリーそのものがモノ作りの一部であるような、集団の意思をそこに感じるためか、とてもやさしい気持ちになりました。

今回、街灯詩舎として参加する「ちいさく光るもの展」は2015年11月29日から12月12日までとなります。搬出日の都合で一日居残りで展示しますので、期間内によろしければご覧ください。

花咲風太郎詩集『裏庭に咲く花』、『詩誌街灯vol.3 2015秋』は見本もご用意しておりますので、中をお読みいただけます。その他、詩誌街灯の既刊全種類と川瀬杏香詩集『In The Dark 詩の駅』を展示、販売しています。花咲風太郎の詩篇『明日』をデザインしたポストカードは無料配布しております。

また同時開催の企画展もいろいろなジャンルの美しい作品がありますので、ぜひお立ち寄りください。

アートスペース谷中ジンジャーさんのページ(アクセスなど)

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